「レンタルサーバーの料金プラン」カテゴリーアーカイブ

レンタルサーバーを格安(激安)で使うには?

ホームページ(webサイト)を運営する上で、レンタルサーバーの料金は気になるかもしれません。

無料のレンタルサーバーは使えないか?

費用を抑えるために無料のレンタルサーバーも利用する選択肢もありますが、これと引き換えに大きな問題があり、大事なブログを運営するのであればおすすめできません。理由は次の記事を参考にどうぞ。レンタルサーバーは無料で使えるの?

WordPressを利用したい場合

最近はWordPressを利用する人が増えているようですが、そのためにデータベースの機能は必須です。格安(激安)のレンタルサーバーにはこの機能を備えないものがあり、残念ながらWordPressを利用するのはあきらめるしかないです。データベースは、入力したすべての情報(アップロードした画像を除く)を記録する機能で、これがないとWordPressは動きません。詳細は次の記事を参考にどうぞ。レンタルサーバーでWordPress(ワードプレス)を使うには?

格安(激安)のレンタルサーバー

格安で使うには月額数百円から利用できるレンタルサーバーはいくつかあります。ただ、自動バックアップ機能がないものがほとんどで、初心者にはおすすめしません。少し前に調べたときは、自動バックアップ機能付きはminipopの月額¥275のみで、ディスク容量が50GBでちょっと少なめですが、それ以外はまず十分かと思います。
 minipopのミニプラン 表1-2 データベース数:1〜5のレンタルサーバー

自動バックアップ機能

自動バックアップ機能なしであれば選択肢はいくつかあります。上記の表1-2のロリポップ!も加えて、表1-1から選べます。自動バックアップ機能付きは料金が上がる傾向ですが、表2-1表2-2から選べます。

料金プランの変更について

料金プランのなかには、下位から上位、またはその逆向きに途中で変更できるものがあります。たとえば、安い料金プランで始めて、途中で上位のプランに変更する使い方ができます。料金プランを変更する目的は、上位のプランのほうがディスク容量が多いため変更したい場合や、なかには料金プランによりデータベース数上限の違いなどがあります。

詳細はレンタルサーバー料金プランの変更 表[#1]を参考にどうぞ。

レンタルサーバーでWordPress(ワードプレス)を使うには?

ホームページ(webサイト)でWordPressを使うのは、もう普通のことになったようです。

WordPressを使うためには、レンタルサーバーにデータベースの機能があることが必須の条件です。
なお、WordPressそのものは公式サイトから無料で取得でき、レンタルサーバーのなかには下記で説明するようにワンクリックで設置できるところもあります。

WordPress本体は無料で利用できますが、膨大な種類があるWordPressテーマやプラグインは、その多くは無料で入手できますが、なかには有料のものもあります。WordPressテーマはwebサイトの外観を変えることができ、プラグインは機能を追加する部品でとても一言では説明できない多種多様な機能がありますが、WordPressの管理画面からも入手できます。

データベースについて

データベースが何であるのかをごく簡単に説明すると、ユーザー(利用者)の入力した全ての情報、各種の設定情報をはじめ、記事の内容もすべてこのなかに格納します。

格安のレンタルサーバーにはデータベースの機能がないものがありますが、この場合はWordPressを使うことはできず、あきらめるしかありません。

レンタルサーバーにはデータベースの数がいくつまでという仕様がありますが、簡単に言えばWordPressで構成するwebサイトを何個まで作れるかという指標を表す数です。実際には1個のデータベースだけで複数のWordPressサイトを作ることはできますが、安全を考えると1個だけ作成するのが無難です。

WordPressの設置について

レンタルサーバーのなかには、ワンクリックでWordPressを設置できるところもあります。この場合は最小限の手間でWordPressサイトを作成できます。

もしこの機能がなくても、WordPressを設置することはそれほど難しくない作業です。レンタルサーバーの管理画面の操作やFTPソフトウェアを使ってできます。その場合はファイル転送の機能を利用することが多いですが、サーバー側にもこの機能が必要でほとんどのレンタルサーバーにはこの機能が備わっています。

PHP言語について

WordPressは、コンピュータ言語の一種であるPHPで書かれたアプリケーションソフトウェアで、サーバー(これもアプリケーションの一種)の環境の下で動作します。したがって、サーバー側であらかじめこの準備をしておくことが必要ですが、具体的にはPHP言語が動作する環境が必要です。

WordPressが動くサーバーの仕様には、PHPのバージョン(版)を表す情報があります。契約しようとするレンタルサーバーで、どのPHPのバージョンが使えるかは販売ページに記載があり、契約後に閲覧できるサーバーの管理画面でも確認できます。

WordPressを開発する公式サイトであるWordPress foundationによれば、基本的にはすべてのPHPの版で動作するはずという意味のことを書いてありますが、すべての版の環境でテストしたことを保証するものではない、という記載もあります。WordPressのバージョンも多数あるため、現実にすべての組みわせをテストできないというのが実際のところだと思います。

PHPのバージョンは数字が大きいほど新しいですが、WordPressの動作に影響することがあります。古い版では十分な動作速度が得られないことや、不具合が生じるなどの問題が発生することもあります。

レンタルサーバーの会社で有名なところは、PHPの最新版の環境も提供することが多く、サーバーの管理画面でどの版を使うのか指定して選ぶことができます。

テスト環境について

「さくら」、「COREPRESSクラウド」や「ドメインキング」レンタルサーバーはWordPressのテスト環境を利用できます。テスト環境は本番サイトで試す前に、リハーサルを行える機能です。たとえば、新しいプラグインを追加して不具合がないか、WordPressテーマを変更して見えかたがどう変化するのかなどを試すことができます。

テスト環境は自分で用意して作成することもできますが、それなりの知識やスキルが必要です。テスト環境を作るにはインターネットには接続しないローカルサイトを使うか、インターネット上のサイトを使うのか、大きく分けて2種類あります。

レンタルサーバーの値段(月額料金)の相場はどれくらい?

レンタルサーバーの費用はできるだけ安くしたいと考えるかもしれません。

料金は月額数百円から数万円以上まであります。年間契約にすれば安くなることも多いです。なかには1時間単位で課金する時間貸しの会社もあります。

無料のレンタルサーバーを提供するところもあります。無料でブログを運営できれば節約できるとお思いかも知れませんが、無料と引き換えに大きな問題があります。大事なブログを運営するのであればおすすめできません。その理由は次の記事を参考にどうぞ。
レンタルサーバーは無料で使えるの?

共用型と専用型

料金は月額数百円から数万円以上と大きく異なりますが、理由はいくつもあります。

利用方法で分けると複数のユーザー(利用者)が共同で1台のサーバーを使うのか、専用で独占して使うのかの違いです。交通手段に例えるなら、バスを利用するのかタクシーかの違いと似たところがあります。乗り合いバスは共用サーバー、タクシーは専用サーバーです。

月額数万円以上もするレンタルサーバーがある理由のひとつは、専用型サーバーであり、性能は極限まで高いことがほとんどです。サーバーに使うコンピューターの性能だけではなく、通信回線の容量(閲覧者が多いときでも表示が早い)が大きく異なり、専用サーバーはすべてが高性能です。

インターネットにつながるサーバーはいくつもの種類がありますが、一般の利用者がレンタルサーバーと言うときは、実際にはwebサーバー(httpサーバー)のことを指すのがほとんどで、この機械に閲覧してもらうためのホームページ(webサイト)の情報を準備しておきます。

専用サーバーは料金が高いため、一般の多くの利用者は共用サーバーを使うのが普通です。共用サーバーは月額数百円から数千円程度で、値段が異なるのは、ディスク容量や、自動バックアップ機能があるか、問題が起きたときのサポート体制などの違いです。

HDDとSSD

サーバーに情報を蓄える場所は、従来はHDD(Hard Disk Drive)が主流でしたが最近はほとんどがSSD(Solid-state Disk Drive)に変わりつつあります。理由は読み書きの速度で、SSDは機械的な動作がない半導体のため桁違いに早く、サーバーの用途にはうってつけです。

余談ですが、SSDはdisk(回転する円盤)という名称は付いているものの、回転する円盤はなく従来のHDDを言い換えただけで、実際にはdiskではないRAMなどと同じような半導体素子の回路です。

また、読み書きに要する素子単体の応答時間はHDDと比べると百万倍ほど早いものの、実際の装置は複雑になるため数百倍程度に留まるようです。

個人で利用するディスク装置でも、以前はSSDは高額でしたが徐々に安くなってきました。サーバーではHDDか、またはSSDのどちらかを選ぶ場合もあり料金も違ったのが、最近はSSD一択のものもあります。

ディスクの容量とファイル数の上限

サーバーに情報を蓄える場合に、まず十分なディスク容量を準備しておかなければなりませんが、ファイル数の上限が問題になることがあります。どういうことか説明すると、ファイル数が多いとディスク容量に達する前にファイル数の上限で制限がかかり、それ以上は記録できない事態が起こります。

ひとつの例ですが、実際に筆者の場合は、ディスク容量は約2.2パーセントしか消費してない状態で、ファイル数は上限の約33パーセントを消費してます。もし、このまま同じ調子でファイルが増えることを仮定すると、ファイル数が上限の100パーセントに達したとき、ディスク容量は約6.6パーセントで、容量の9割以上は空いたままです。

ファイル数の上限はサーバーを提供する側が決める数で、管理上の理由で上限を決めるか、または無制限の場合があります。無制限とは言っても、ディスクに格納できるファイル数はファイルシステムの物理的な制約があり、実際には有限の数です。数が非常に大きい場合は「無制限」と謳っても問題ないからです。

ファイル数の上限は公開していない会社が多いのですが、問題になる場合はこれがわかっているレンタルサーバーを使うことが必要です。なかには、ファイル数の上限がない、つまり無制限ということもあり、この場合は容量だけを気にすれば済みます。

レンタルサーバーは無料で使えるの?

レンタルサーバーを提供する企業はたくさんあり、いくつかは無料で使うこともできます。

ホームページ(webサイト)を作り、公開したい場合があります。無料のレンタルサーバーを使うのか、または有料のものを使うのかを決めなくてはなりません。

結論をはじめにお伝えすると、そのホームページ(webサイト)が大事なものであるならば無料のレンタルサーバーを使う選択肢を考えてはいけません。反対に、それほど大事なものなければ無料のものを使う選択肢はあります。

有料のレンタルサーバーをお探しなら、次の記事を参考にどうぞ。
レンタルサーバーの比較表と選ぶときのポイント

無料のレンタルサーバーは使えない理由を次に説明します。

無料のレンタルサーバー
無料のレンタルサーバー

そのサービスはいつまで続くのか

第1の理由は、無料のレンタルサーバーサービスは、いつまで続くのか保証は何もなく、また提供を続ける義務もなく、何もわからないからです。いきなり止まることはなくても、たとえば来月いっぱいで提供を終了するという通知が来るかもしれないです。

もちろん、有料のものでも何年何月までに停止するという通知が来ることはあり、実際に筆者はその経験があります。しかし、その時期はかなり先で、1年半後に止まる予定というように期間は余裕がありました。

レンタルサーバーの費用は年払いにすれば月払いよりも割安になることが多いです。

年払いは1年間の契約を意味しますから、少なくとも1年先までは使えると考えることができ、レンタルサーバーの提供側はその義務が発生します。提供する側が何らかの事情でできなくなった場合は、契約書にその内容の記載があるはずですが、ここでは触れません。いずれにしても、通常は1年先までは使えるのが当たり前です。

これに対し、無料のレンタルサーバーはこのような保証は何もありません。

暗号化通信
暗号化通信

httpsを利用できるか?

第2の理由は、これもかなり重要ですが、無料のレンタルサーバーはhttpsを利用できません。httpではなく、代わりのhttpsを使うのが重要である理由は、セキュリティです。

実際に多くの場合は、セキュリティの問題よりも次の点が重要かと思います。httpsはGoogleも推奨しており、さらに言えばhttpsではないwebサイトはGoogleからは嫌われる傾向にあります。つまり、条件を満たさないhttpのwebサイトは、集客が困難で難しくなることを意味します。

2023年9月時点で、筆者が知る限りではhttpsを利用できる無料のレンタルサーバーは存在しません。

FC2ブログは無料で作ることができるブログサービスで、httpsを利用できますが、あくまでブログサービスの域を出ず、レンタルサーバーではないのでここでは除外します。ブログサービスとレンタルサーバーの違いは、どんなwebサイトを作れるのか、自由度は大きく異なります。

自由度は、どんな機能を使えるようにするのか、またどんなデザインにするのか、などの部分のことで、FC2などは制約が大きいですが、レンタルサーバーを利用すると自由に設定できます。

FC2ブログは無料で利用できますが、サービスをいきなり終了することは考えにくいと思います。また、無料の割には豊富な機能があり良くできているのかもしれませんが、やはり上記の第1の理由に該当しますから、大事なwebサイトに使用するのはおすすめしません。

httpsについて簡単な解説

ここでは込み入ったことは省いて簡単に説明しておきます。

httpsはSSLという技術を利用して通信を暗号化する仕組みで、webサイトを利用するユーザーのセキュリティを確保します。SSLを利用しない、通信を暗号化しない場合はhttpを表示します。

ここで言う通信は、webサイトを利用するユーザーが開いたブラウザと、閲覧中のwebサーバー間の情報のやりとりです。

閲覧中のwebサーバーが、たとえばクレジットカードの番号を入力する場面であれば、もうhttps以外には考えられませんが、そこまでセキュリティに気を使わない通常の場合でもhttpsはほとんど当たり前になってきました。

海外のwebホスティングサービス(=レンタルサーバー)を利用する場合ですが、無料のものは登録した個人情報を業者に売り渡すことがあるようです。まさかパスワードは漏らさなくても、登録した名前やメールアドレスは第三者に知らされると考えたほうが良さそうです。日本国内ではこんなことはないと思いますが、海外のwebホスティングサービスを利用するときは注意が必要です。

やっぱり無料のレンタルサーバーは使えない

以上の理由から、大事なブログ運営する場合は、無料のレンタルサーバーは使えないと判断すべきことがおわかりかと思います。

有料のレンタルサーバーをお探しなら、次の記事をご参考に。
レンタルサーバーの比較表と選ぶときのポイント

中小企業・個人向けレンタルサーバはロリポップ!でWordPress

ブログなどのwebサイトを作るなら、おそらくWordPressは1番めに候補が上がる選択肢ではないかと思いますが、中小企業、フリーランス、個人商店の方で、初心者でも扱いやすいと思います。

WordPressを利用することを決めた後は、もし初心者であれば設置方法が気になるかもしれません。

ロリポップ!なら、設置はとても簡単に、しかも短時間でできます。

以下におすすめするポイントをいくつか紹介します。

 

200万サイトを超える、170万人以上が使用

ロリポップは国内でトップシェアのホスティングサービスです。

ロリポップ公式サイトによれば170万人以上が利用中で、webサイトの数は200万を超えるらしく人気が高いことがわかります。

 

WordPressを60秒で設置する「かんたんインストール」

公式サイトによれば「WordPress簡単インストール」を使えば60秒で設置できます。

筆者はWordPressサイトをもう何度も設置した経験がありますが、すべて手動でファイルを転送する方法でも5〜10分ほどあれば設置できますので、必要なファイルがサーバー上にあれば「60秒」は誇大な表現ではないことがわかります。

 

ロリポップ!アクセラレータで表示が早い

ロリポップが提供するロリポップアクセラレータの働きにより、表示は高速で安定します。
この機能は、最安の「エコノミープラン」以外の全てのプランで利用できます。

公式サイトのテストによれば0.07秒(70ミリ秒)でwebサイトを表示し、キャッシュサーバーで高速化する仕組みが備わります。キャッシュサーバーは一定時間だけwebサイトの情報を蓄積する仕組みです。

WordPressは「動的webサイト」で、あらかじめすべてのページを用意してある「静的webサイト」とは根本的に異なる特徴があります。「動的webサイト」では閲覧者が記事タイトルをクリックすると、WordPressソフトウェアはデータベースから記事の情報を抽出してから、プログラムで記事の内容を描画して画面に表示します。

ずいぶん手間がかかるように思えますが、この点が大きな特徴で、ここではその目的や理由は省きますが、「動的webサイト」ではキャッシュサーバーの働きが表示を高速化することに大きく貢献します。

 

ロリポップドメイン、または独自ドメインを選べる

ドメインはインターネットの住所に相当する名前で、ブログなどのwebサイトには必ず付きます。ドメインは必ず必要ですが、ない場合はロリポップドメインを選択できます。すでに独自ドメインを取得済みで利用できる場合はそちらを選べます。

独自ドメインは年額で1000円ほどから上は十数万円かかりますが、初年度は格安で利用できることも多いです。

 

マルチドメインは複数のサイトを作成できる

複数のwebサイトを作成するには、ドメインも変更することが必要です。つまり、セカンドハウスのようなものですが、「マルチドメイン」は複数のドメインのことで2個目、3個目のwebサイトを作成する場合には考えておかなければならない機能です。

ロリポップレンタルサーバーは、たとえば最安の「エコノミー」プランでは50個までドメインを設定することができます。

複数のwebサイトを作成する場合に、サブドメインやサブフォルダの機能を使えば1つのドメインでもできます。「エコノミー」プランでは10個までサブドメインを設定することができますので、掛け算すれば500個までのサイトを作成できます。

ただし、気をつけなければならない点があり、1つのサイトにアクセスが集中すると同じドメインの他のサイトにも影響が現れ、表示が遅くなるなどの障害が出やすくなります。

 

無料の独自SSL

SSLは暗号化による通信の機能で、悪意のある第三者から保護します。SSLを利用する場合はサイトのURLが”https”で始まり、従来の”http”と区別できます。Google社がSSL化を強く推奨することからもわかりますが、SSLはもう今やほとんど常識と言えるほどになりました。

SSLでないサイトを閲覧するときは、第三者に個人情報を悪用される危険があります。

Google Chromeやこれと同じ機能があるBrave softwareのBraveなどは、SSLでないサイトを開くとURLのところで「保護されていません」を表示します。

 

安心機能「海外アタックガード」を標準装備

WordPressは全世界でとても利用者数が多いことで知られますが、悪質な行為が目的の第三者に狙われることがあります。

インターネットで検索すると、これに関係する情報は多いですが、人づてにこの話題を知ることもあると思います。

しかし、実際に自分のサイトで経験するともう人ごとではなくなり、どうにかしないとという気持ちが高まります。幸いにもまだ被害にあったことはないですが、別のサイトで不正なログインの試行があった生々しいデータがあり、悪質な輩が残したIPアドレスの情報もあります。

ロリポップの「海外アタックガード」機能は、全てのプランに標準装備で、海外のIPアドレスからの不正なアクセス(管理画面にログインするなど)や攻撃を防ぐものです。Googleなどの主要な検索エンジンのからのアクセスは除く工夫があることと、また、記事を閲覧することはできます。

「海外アタックガード」は、自動で有効になるため、特に設定することは不必要です。

ロリポップ!なら、設置はとても簡単に、しかも短時間でできます。

 

通信プロトコル「HTTP/2」に対応

HTTPは通信プロトコル(通信手順)の一種で、HTTP/2は従来のHTTP/1.1を改良したものです。

メリットを簡単に説明すると、サイトを閲覧するとき利用者のwebブラウザからwebサーバーへのリクエストが発生します。閲覧者が増えてリクエストの数が増えれば処理は余計にかかります。そこで、HTTP/2は待ち時間を減らす機能で通信を高速化します。

わかりにくいかもしれませんが、現実世界に例えると、窓口や受け付けの人数が増えるのと同じ効果があります。窓口や受け付けの人数が少なければ、それだけ待ち時間が発生しますが、人数を増やせば待ち時間を減らすことができます。

ただし、どんな場合でも単純に効果が上がるのではなく、条件や処理の内容により思うように効果が上がらないこともあります。

 

LiteSpeed

LiteSpeedは、第4世代のWebサーバーと言われるものです。

webサーバーはAapche(アパッチ)が有名で多いですが、nginx(エンジンエックス)はより高性能で知られます。基本的な処理性能の高さに加え、並行処理の能力が高く、より少ないメモリ消費量が特徴です。

LiteSpeedはnginxを上回る性能で知られ、高速化だけでなく高負荷時の安定性に優れていると言われます。

LiteSpeedは「ハイスピードプラン」と「エンタープライズプラン」で利用できます。

 

モジュール版PHP

WordPressはPHP言語で書かれたソフトウェアで、webサーバー上にあるPHP言語の環境に大きく依存します。

「ライトプラン」と「スタンダードプラン」で利用できるPHPは、CGI版とモジュール版の両方です。
モジュール版はCGI版PHPに比べ圧倒的に早いレスポンスがあります。

「エコノミー」プランはCGI版PHPのみで、「ハイスピードプラン」と「エンタープライズプラン」プランはLiteSpeed版のみです。

 

バックアップ

バックアップは、不測の事態に備えてwebサイトのコピーを作成する機能です。

ロリポップのバックアップ機能は、エンタープライズプラン以外は月額330円の有料ですが
安心して運用するためには必要です。

少しだけ手間ですが、自分でバックアップすればその分の費用を減らせます。間に合ってませんが、WordPressにはバックアップ用のプラグインが何種類もあり、利用方法を別の記事で解説する予定です。

 

サポート

レンタルサーバーを利用する上で、何かわからないことがあるときは問い合わせできます。

方法は、チャット、問い合わせフォーム(メール)や、スタンダードプラン以上では電話も利用できます。

 

その他のサービス

ロリポップは以下のサービスを利用できます。
ホームページ制作サービス
設定おまかせサポート
オンラインマニュアル
ロリポップ!テクニカルスクール
 ホームページの仕組み、WordPressの使い方、HTML・CSS講座、写真撮影、PHP講座(公開予定)

 

無料で10日間お試し

もし、契約するかどうしようかと迷うようでしたら、「無料で10日間お試し」を利用できます。

ロリポップ!なら、設置はとても簡単に、しかも短時間でできます。

レンタルサーバーの比較表と選ぶときのポイント

レンタルサーバーは、ホームページ(ブログ、webサイト)を公開するために使います。

レンタルサーバーを提供する会社はたくさんあり、料金プランはさらに種類があります。ここで紹介するのは、日本国内で利用できるもののみを取り揃えました。

利用する上で必須の機能重視し、また無視できない料金も考慮し、安いものから中程度のものまであります。表にはない高額のプランは、個人の利用や小規模のホームページを対象に考えたためここには含めません。

表は全部で31プランありますが、最大データベース数で大きく2つに分れます。

データベース数:1〜5のグループ
データベース数:10〜無制限のグループ

レンタルサーバーのプランを選ぶときは、金額以外にもいくつかのポイントがあります。ここでは、WordPressを利用することが前提条件です。

データベース数について

データベース数は、簡単に説明するとWordPressソフトウェアをいくつまで利用できるかの目安です。
データベース数が1個のとき、必ずしもWordPressも1つという制限はないのですが、基本は1対1です。格安のレンタルサーバーは表にあげた以外にも存在しますが、なかにはデータベースを利用できないものがあり、基本はWordPressを利用できないため最低でも1個は必要です。

データベース数について、詳細は次をご覧ください。
データベース数 表[#16]

独自ドメイン数について

独自ドメイン数は、ホームページをいくつまで作成できるかの目安です。実際にはサブドメインやサブフォルダを使えばもっと多く作成できますが、基本は1対1です。

レンタルサーバーのプランで、データベースの最大数が少ないものは、最大独自ドメイン数も少ない傾向にあります。

独自ドメイン数について、詳細は次をご覧ください。
独自(主)ドメイン数 表[#14]

無料独自SSLについて

インターネット上のサーバーやホームページの数は今や膨大な数に達しています。セキュリティ絡みのスパムや犯罪も増加しており、セキュリティを強化することは避けて通れない問題です。

SSLは通信の秘匿性を確保するもので、昔は金融機関やお金を扱うところだけでしたが、今やすべてのホームページにも必須になりつつあります。ユーザーの情報を入力する機会がある場合は、暗号化通信を利用できないホームページでは個人情報を盗まれる危険が常にあります。現実に個人のメールアドレスとパスワードを盗まれたものは、全世界では膨大な件数があることがわかっています。

SSLを利用することによりこれらの危険を回避できます。そこでSSLを利用する上で、個人や小規模のホームページではできるだけ安く抑えたい事情があると思います。SSLには共用(共有)SSLと独自SSLがあります。無料SSLは料金がかかりませんが、独自ドメインを利用するときにSSLを無料で使えるかどうかは確認しておくべきです。

レンタルサーバーのプランで、無料独自SSLの機能を備えるかどうかは無視できないポイントです。

SSLについて、詳細は次をご覧ください。
無料独自SSL 表[#17]

表番号 月額(12ヶ月契約) プラン数 レンタルサーバーのデータベース数
表 1-1 140円台〜270円台 5 1〜5
表 1-2 270円台〜550円台 3 1〜5
表 2-1 210円台〜430円台 5 10〜無制限
表 2-2 430円台〜630円台 4 10〜無制限
表 3-1 800円台〜1000円台 5 10〜無制限
表 3-2 1100円台〜1600円台 5 10〜無制限
表 3-3 1800円台〜4100円台 4 10〜無制限

表の並び順

表の並び順は、まずグループに分かれ、12ヶ月契約の条件で1月あたりの金額をもとに並べました。
12ヶ月契約がないものは、1ヶ月契約や3ヶ月契約での1月あたりの金額です。
表の項目名について、それぞれクリックすると説明のページを開きます。

追加の表について

表にはそれぞれの続きがあり、機能の詳細をまとめてあります。
こちらは、中、上級者向けの内容です。

それぞれひとつの表にまとめました。

レンタルサーバーのPHP機能 表[#23]

PHPは Hypertext Preprocessor の略で、WordPressを動かすアプリケーションソフトウェアのことです。WordPressの中身はPHPというコンピュータ言語を中心に書かれています。

PHPのバージョン
PHP言語で書かれたプログラムをサーバーコンピュータが実行するとき、動作速度の問題があります。PHPのバージョンは動作速度と大きく関係しますが、最新のものほど高速です。

PHPの働き
webサーバー上に設置したWordPressが動作するとき、PHPで書かれたプログラムを実行します。

管理者が記事の文章を入力し添付画像を指定すると、文章をMySQLデータベースのなかに保存し、指定した画像を特定のフォルダにアップロードする動作を行います。

閲覧者が記事のリンクをクリックすると、内部ではその操作に関する処理を行いますが、MySQLデータベースから該当する記事を引っ張り出し添付画像と共に画面に表示を行なう動作(描画)を行います。

実際には内部の動作はより複雑で、保存した記事はHTMLタグが付きますが、スタイルシートと呼ぶファイルに指定した書式で文章を表示します。

画像はサムネールの指定があるときは小さくし、中程度のサイズや大きな画像を表示する場合もあります。

これらはすべてWordPressの内部に書かれたPHPプログラムの実行に伴う動作の結果です。

レンタルサーバーのSSH(シェル)機能 表[#22]

SSH はSecure SHell の略で、暗号化通信により通信の秘匿性を保ちます。

シェルは、WordPressなどの管理者がサーバーコンピュータの資源を利用するときに使いますが、インターネットの回線を通じてやり取りを行うため、セキュリティの問題が発生します。そこで、通常のシェルの代わりにSSHを使うと安全に利用することができます。

シェルとは

シェルはUnixとこれの後に誕生した派生版に備わるもので、コンピューターを利用するための窓口です。

シェルは文字情報のみでコンピュータとやり取りするCLI(Character USer Interface)またはCUI(Command Line Interface)です。

シェルは、コンピュータとやり取りを行うための環境の一種ですが、この呼び名はコンピュータ資源(機能)を球体に見立てると最も外側に位置する部分で、その内側にある資源(機能)と対話することにより操作と動作の結果を表示しま。

コマンドラインインターフェースは慣れないと非常に使いにくく、不便に感じる不便に感じることは多いです。通常の操作はグラフィックスやマウスを利用できるGUI(Graphical User Interface)のほうが便利に感じますが、GUIは大きな欠点もあります。

Windowsでは、シェルはコマンドプロンプトに相当します。
macOS XはUnixから派生した一種で、ターミナルアプリケーションでシェルを利用できます。

CLI の非常に強力な利点はスクリプト命令(プログラム)を使うことができ、あらかじめ用意しておいた処理一式を行なえることです。GUIでもApple Scriptのようにスクリプト命令を使うことはできますが、少なくとも個人的には使えるようになるまで、非常にわかりにくいと思います。

レンタルサーバーでCLIを使いたい場面の例をあげるなら、WordPressコアファイルのパーミッションを修正する場面です。

WordPressを構成する重要なファイルのパーミッションをいい加減に設定すると、悪意のあるクラッカーからの被害に遭う恐れが高まります。

WordPressを構成するディレクトリ(フォルダ)とファイルの数は非常に多く、たとえばFTPの画面で、GUIによる階層ごとに一括操作で指定してもなかなか面倒な作業です。

これが、CLIなら特定のディレクトリ以下のすべてのディレクトリのパーミッションを一つの命令で設定できます。ファイルも同様ですが、つまり二つの命令ですべて処理できます。最も安全と言われる設定は次のとおりです。

  ディレクトリ 705 rwx∙∙∙r∙x
  ファイル   604 rw∙∙∙∙rw∙

GUIではこうはいきません。ディレクトリとファイルすべて同じパーミッションならできますが、二つに分けられません。

レンタルサーバーのFTP/FTPS/SFTP機能 表[#21]

FTP(File Transfer Protocol)は2台のコンピュータ間でファイルを転送するときに使います。ここでは、サーバーコンピュータと個人のPCです。

FTP/FTPS/SFTPのように種類がありますが、SはSecure を表し暗号化通信を意味します。

ここにあげた表にはFTPの使えないものはありません。おそらくそのようなサーバーはないのではと思いますが、念のためにチェックしました。

FTPを使う場面-1

たとえば、WordPressのバックアップデータを転送する場合に使います。レンタルサーバーの安いプランには自動バックアップ機能(ディスクの契約領域全体)がないものもありますから、FTPは欠かせません。

FTPを使う場面-2

WordPressにプラグインを設置したところWordPressの管理画面が真っ白になった経験があります。この場合は、WordPressの管理画面は一切の操作ができないため、FTPソフトウェアで接続し問題のプラグインを削除するとWordPressの管理画面が復帰します。

FTPを使う場面-3

この他に、たとえばWordPressの管理画面を使わずにファイルを転送して設置する使い方もできます。

レンタルサーバーの自動バックアップ(全体)表[#18]

バックアップはもしものときの備えのために、サーバーで利用中のデータのコピーを自動で作成し保存するものです。

ここで言う「自動バックアップ(契約ディスク)」はサーバー側で用意する、自らが契約した使用するデータが含まれるディスクの領域全体をバックアップする機能です。たとえば契約中の領域が100GBあれば、このすべてです。

バックアップはもしもの時の保険のようなもので、何かの原因でホームページのデータなどが失われたときにバックアップデータから復元することができます。

自動バックアップ(契約ディスク)の機能は、安いレンタルサーバーのプランでは付かないことが多いです。

自動バックアップ(契約ディスク)の機能がない場合は、レンタルサーバーが備える管理パネル、ファイルマネージャーなどや、自分で用意したFTPソフトウェアなどの手段でダウンロードすれば、使用するディスク領域のバックアップデータを取得できます。

ただ、何らかの更新したデータが発生するたびに、その部分を手作業で取得する必要があるため面倒です。

この機能は、そんな面倒なことをしなくてもすみます。