レンタルサーバーの比較表と選ぶときのポイント

レンタルサーバーは、ホームページ(ブログ、webサイト)を公開するために使います。

レンタルサーバーを提供する会社はたくさんあり、料金プランはさらに種類があります。ここで紹介するのは、日本国内で利用できるもののみを取り揃えました。

利用する上で必須の機能重視し、また無視できない料金も考慮し、安いものから中程度のものまであります。表にはない高額のプランは、個人の利用や小規模のホームページを対象に考えたためここには含めません。

表は全部で31プランありますが、最大データベース数で大きく2つに分れます。

データベース数:1〜5のグループ
データベース数:10〜無制限のグループ

レンタルサーバーのプランを選ぶときは、金額以外にもいくつかのポイントがあります。ここでは、WordPressを利用することが前提条件です。

データベース数について

データベース数は、簡単に説明するとWordPressソフトウェアをいくつまで利用できるかの目安です。
データベース数が1個のとき、必ずしもWordPressも1つという制限はないのですが、基本は1対1です。格安のレンタルサーバーは表にあげた以外にも存在しますが、なかにはデータベースを利用できないものがあり、基本はWordPressを利用できないため最低でも1個は必要です。

データベース数について、詳細は次をご覧ください。
データベース数 表[#16]

独自ドメイン数について

独自ドメイン数は、ホームページをいくつまで作成できるかの目安です。実際にはサブドメインやサブフォルダを使えばもっと多く作成できますが、基本は1対1です。

レンタルサーバーのプランで、データベースの最大数が少ないものは、最大独自ドメイン数も少ない傾向にあります。

独自ドメイン数について、詳細は次をご覧ください。
独自(主)ドメイン数 表[#14]

無料独自SSLについて

インターネット上のサーバーやホームページの数は今や膨大な数に達しています。セキュリティ絡みのスパムや犯罪も増加しており、セキュリティを強化することは避けて通れない問題です。

SSLは通信の秘匿性を確保するもので、昔は金融機関やお金を扱うところだけでしたが、今やすべてのホームページにも必須になりつつあります。ユーザーの情報を入力する機会がある場合は、暗号化通信を利用できないホームページでは個人情報を盗まれる危険が常にあります。現実に個人のメールアドレスとパスワードを盗まれたものは、全世界では膨大な件数があることがわかっています。

SSLを利用することによりこれらの危険を回避できます。そこでSSLを利用する上で、個人や小規模のホームページではできるだけ安く抑えたい事情があると思います。SSLには共用(共有)SSLと独自SSLがあります。無料SSLは料金がかかりませんが、独自ドメインを利用するときにSSLを無料で使えるかどうかは確認しておくべきです。

レンタルサーバーのプランで、無料独自SSLの機能を備えるかどうかは無視できないポイントです。

SSLについて、詳細は次をご覧ください。
無料独自SSL 表[#17]

表番号 月額(12ヶ月契約) プラン数 レンタルサーバーのデータベース数
表 1-1 140円台〜270円台 5 1〜5
表 1-2 270円台〜550円台 3 1〜5
表 2-1 210円台〜430円台 5 10〜無制限
表 2-2 430円台〜630円台 4 10〜無制限
表 3-1 800円台〜1000円台 5 10〜無制限
表 3-2 1100円台〜1600円台 5 10〜無制限
表 3-3 1800円台〜4100円台 4 10〜無制限

表の並び順

表の並び順は、まずグループに分かれ、12ヶ月契約の条件で1月あたりの金額をもとに並べました。
12ヶ月契約がないものは、1ヶ月契約や3ヶ月契約での1月あたりの金額です。
表の項目名について、それぞれクリックすると説明のページを開きます。

追加の表について

表にはそれぞれの続きがあり、機能の詳細をまとめてあります。
こちらは、中、上級者向けの内容です。

それぞれひとつの表にまとめました。