レンタルサーバーについて選び方を説明します。このサイトは広告を利用しております。

レンタルサーバー比較表 2-2

表 2-2 データベース数:10〜無制限のレンタルサーバー

ブランド minipop
ロリポップ! スターサーバー ColorfulBox(カラフルボックス)
# プラン名 ビックプラン スタンダード スタンダード BOX1
更新情報 2022-07-29 新規掲載 2021-11-07 料金全般 #10 2021-11-07 料金全般 #10 2021-11-07 料金全般 #10 #12
1 プラン変更 上位, 下位 上位 不可 上位, 下位
2 お試し期間 10日 14日 30日
3 初期費用(税込) ¥1,650 ¥1,650 無料〜2021/12/2まで 2,200円 3月ケ以上で無料
4 1月契約(税込) ¥880 ¥792
5 月額, 3月(税込) @770  ¥2,310 @660  ¥1,980 @748  ¥2,244
6 月額, 6月(税込) @715  ¥4,290 @605  ¥3,630 @704  ¥4,244
7 月額, 12月(税込) @550 ¥6,600 @660  ¥7,920 @550  ¥6,600 @638  ¥7,656
8 月額, 24月(税込) @550  ¥13,200 @495  ¥11,800 @594  ¥14,256
9 月額, 36月(税込) @440  ¥15,840 @440  ¥15,840 @528  ¥19,008
10 ディスク容量 100GB SSD 200GB SSD 200GB SSD 150GB SSD
11 ファイル上限数 非公開 500K 非公開 無制限
12 月間転送量 200GB 3TB 300GB 6TB
13 転送量課金
14 独自ドメイン数 100 100 無制限 無制限
15 サブドメイン数 無制限 3000 無制限
16 データベース数 10 30 20 無制限
17 無料独自SSL
18 自動バックアップ (全体) 月¥300
ブランド minipop
ロリポップ! スターサーバー ColorfulBox(カラフルボックス)
# プラン名 ビックプラン スタンダード スタンダード BOX1
更新情報 2022-07-29 新規掲載 2021-11-07 #23 2021-11-07 #23 2021-11-07 #23
19 管理パネル
20 ファイルマネージャー
21 FTP FTPS SFTP FTP SFTP FTP FTPS FTP FTPS FTP SFTP
22 SSH(シェル) 不可 不可
23 PHP
2021-11-07 更新
7.[0-3], 5.[4-6] vCGI: 7.[4,3] vCGI: 8.0 7.[4-0] 5.[6-1] 8.0 7.[4-0] 5.[6-3] 
24 .htaccess
25 CGI, SSI CGI, SSI CGI, SSI CGI, SSI CGI, SSI
26 メールアドレス数 無制限 独自ドメインのメールアドレスは無制限 1000 無制限
27 メールアドレス数(ベンダー) ロリポップドメインは10 ネットオウルドメインは5
28 電話サポート
29 チャットサポート
30 問合せフォーム/メール
運営会社 トーマスオブアメリカ GMOペパボ ネットオウル カラフルラボ

レンタルサーバー比較表 2-1

表 2-1 データベース数:10〜無制限のレンタルサーバー

ブランド CORESERVER バリューサーバー (終了) CORESERVER さくらインターネット
# プラン名 CORE-MINI スタンダード CORE-A スタンダード
更新情報 2021-11-06 料金全般 #10 #11 2021-11-06 料金全般 #10 #11 2023-09-18 2021-11-06 料金全般 #10 #11 2021-11-06 料金全般 #10
1 プラン変更 不可 不可 不可 不可
2 お試し期間 30日 10日 30日 14日
3 初期費用(税込) ¥2,200 ¥1,048
4 1月契約(税込) ¥419 ¥880 ¥524 ¥524
5 月額, 3月(税込) @384  ¥1,152 @733  ¥2,200 @489  ¥1,467
6 月額, 6月(税込) @349  ¥2,095 @550  ¥3,300 @471  ¥2,828
7 月額, 12月(税込) @218  ¥2,619 @334  ¥4,400 @436  ¥5,238 @436  ¥5,238
8 月額, 24月(税込)
9 月額, 36月(税込)
10 ディスク容量 200GB SSD 100GB SSD 400GB SSD 100GB
11 ファイル上限数 600K 500K 1200K 非公開
12 月間転送量 無制限 300GB 無制限 80GB
13 転送量課金
14 独自ドメイン数 50 9999 無制限 100
15 サブドメイン数 主副の合計50 9999 無制限
16 データベース数 10 9999 無制限 20
17 無料独自SSL
18 自動バックアップ (全体)
ブランド CORESERVER バリューサーバー (終了) さくらインターネット
# プラン名 CORE-MINI スタンダード CORE-A スタンダード
更新情報 2021-11-06 #23 2021-11-06 #23 2023-09-18 2021-11-06 #23 2021-11-06 #23
19 管理パネル
20 ファイルマネージャー
21 FTP FTPS SFTP FTP FTPS SFTP FTP FTPS SFTP FTP FTPS SFTP FTP FTPS SFTP
22 SSH(シェル)
23 PHP
2021-11-06 更新
vCGI:8.0 7.[4-0] 5.[6-2], vFCGI:8.0 7.[4-0] 5.[6-3] vCGI:8.0 7.[4-0] 5.[6-3], vFCGI: 5.6 vCGI:8.0 7.[4-0] 5.[6-2], vFCGI:8.0 7.[4-0] 5.[6-3] 8.x 7.x 5.[6-2] 4.4
24 .htaccess
25 CGI, SSI CGI, SSI CGI, SSI CGI, SSI CGI, SSI
26 メールアドレス数 200 9999 無制限 無制限
27 メールアドレス数(ベンダー) ネットオウルのドメイン3個
28 電話サポート
29 チャットサポート
30 問合せフォーム/メール
運営会社 GMOデジロック GMOデジロック GMOデジロック さくらinternet

レンタルサーバー比較表 1-2

表 1-2 データベース数:1〜5のレンタルサーバー

ブランド ロリポップ! minipop
# プラン名 ライト ミニプラン
更新情報 2021-11-06 料金全般 2022-07-29 新規掲載
1 プラン変更 上位のみ 上位, 下位
2 お試し期間 10日
3 初期費用(税込) ¥1,650 ¥1,650
4 1月契約(税込) ¥440
5 月額, 3月(税込) @418  ¥1,254
6 月額, 6月(税込) @385  ¥2,310
7 月額, 12月(税込) @330  ¥3,960 @275 ¥3,300
8 月額, 24月(税込) @275  ¥6,600
9 月額, 36月(税込) @220  ¥7,920
10 ディスク容量 50GB HDD 50GB SSD
11 ファイル上限数 300K 非公開
12 月間転送量 1.8TB 100GB
13 転送量課金
14 独自ドメイン数 50 5
15 サブドメイン数 100
16 データベース数 1 1
17 無料独自SSL
18 自動バックアップ (全体) 月¥300
ブランド ロリポップ! minipop
# プラン名 ライト ミニプラン
更新情報 2021-11-07 項目#23 2022-07-29 新規掲載
19 管理パネル
20 ファイルマネージャー
21 FTP FTPS SFTP FTP FTPS SFTP FTP SFTP
22 SSH(シェル) 不可 不可
23 PHP
2021-11-07 更新
vCGI: 7.[4,3] 2021-11-07 更新 7.[0-3], 5.[4-6]
24 .htaccess
25 CGI, SSI CGI, SSI CGI, SSI
26 メールアドレス数 独自ドメインのメールアドレスは無制限 無制限
27 メールアドレス数(ベンダー) ロリポップドメインは10
28 電話サポート
29 チャットサポート
30 問合せフォーム/メール
運営会社 GMOペパボ トーマスオブアメリカ

レンタルサーバー比較表 1-1

表 1-1 データベース数:1〜5のレンタルサーバー

ブランド バリューサーバー バリューサーバー XREA
(終了) スターサーバー
# プラン名 まるっと エコ Xrea Plus ライト
更新情報 2021-11-06 料金全般 2021-11-06 料金全般 2021-11-06 料金全般 2023-09-12 2021-11-06 料金全般
1 プラン変更 不可 不可 当プランのみ 上位可
2 お試し期間 10日 7日 14日
3 初期費用(税込) ¥1,100 無料〜2021/12/2まで
4 1月契約(税込) ¥440 ¥419
5 月額, 3月(税込) @366  ¥1,100 @366  ¥1,100 @330  ¥990
6 月額, 6月(税込) @275  ¥1,650 @314  ¥1,886 @308  ¥1,848
7 月額, 12月(税込) @147  ¥1,758 @183  ¥2,200 @210  ¥2,514 @275  ¥3,300
8 月額, 24月(税込) @253  ¥6,072
9 月額, 36月(税込) @220  ¥7,920
10 ディスク容量 25GB SSD 50GB SSD 100GB SSD 50GB SSD
11 ファイル上限数 100K 250K 300K 非公開
12 月間転送量 150GB 150GB 1.9TB 150GB
13 転送量課金
14 独自ドメイン数 5 25 64 50
15 サブドメイン数 主副の合計5 主副の合計25 1000
16 データベース数 1 1 5 1
17 無料独自SSL
18 自動バックアップ (全体)
ブランド バリューサーバー バリューサーバー XREA
(終了) スターサーバー
# プラン名 まるっと エコ Xrea Plus ライト
更新情報 2021-11-07 #23 2021-11-07 #23 2021-11-07 #23 2023-09-12 2021-11-07 #23
19 管理パネル
20 ファイルマネージャー
21 FTP FTPS SFTP FTP FTPS SFTP FTPS FTP FTPS FTP FTPS
22 SSH(シェル) 不可
23 PHP
2021-11-07 更新
vCGI: 8.0 7.[4-0] 5.[6-3], vFCGI: 5.6 vCGI: 8.0 7.[4-0] 5.[6-3], vFCGI: 5.6 vCGI: 8.0 7.[4-0] 5.[6-3], vFCGI: 7.[3-0] 5.[6-3] vCGI: 8.0 7.[4-0] 5.[6-1]
24 .htaccess
25 CGI, SSI CGI, SSI CGI, SSI CGI, SSI CGI, SSI
26 メールアドレス数 3 100 100 500
27 メールアドレス数(ベンダー) ネットオウルのドメイン3個
28 電話サポート
29 チャットサポート
30 問合せフォーム/メール
運営会社 GMOデジロック GMOデジロック GMOデジロック ネットオウル

レンタルサーバーのPHP機能 表[#23]

PHPは Hypertext Preprocessor の略で、WordPressを動かすアプリケーションソフトウェアのことです。WordPressの中身はPHPというコンピュータ言語を中心に書かれています。

PHPのバージョン
PHP言語で書かれたプログラムをサーバーコンピュータが実行するとき、動作速度の問題があります。PHPのバージョンは動作速度と大きく関係しますが、最新のものほど高速です。

PHPの働き
webサーバー上に設置したWordPressが動作するとき、PHPで書かれたプログラムを実行します。

管理者が記事の文章を入力し添付画像を指定すると、文章をMySQLデータベースのなかに保存し、指定した画像を特定のフォルダにアップロードする動作を行います。

閲覧者が記事のリンクをクリックすると、内部ではその操作に関する処理を行いますが、MySQLデータベースから該当する記事を引っ張り出し添付画像と共に画面に表示を行なう動作(描画)を行います。

実際には内部の動作はより複雑で、保存した記事はHTMLタグが付きますが、スタイルシートと呼ぶファイルに指定した書式で文章を表示します。

画像はサムネールの指定があるときは小さくし、中程度のサイズや大きな画像を表示する場合もあります。

これらはすべてWordPressの内部に書かれたPHPプログラムの実行に伴う動作の結果です。

レンタルサーバーのSSH(シェル)機能 表[#22]

SSH はSecure SHell の略で、暗号化通信により通信の秘匿性を保ちます。

シェルは、WordPressなどの管理者がサーバーコンピュータの資源を利用するときに使いますが、インターネットの回線を通じてやり取りを行うため、セキュリティの問題が発生します。そこで、通常のシェルの代わりにSSHを使うと安全に利用することができます。

シェルとは

シェルはUnixとこれの後に誕生した派生版に備わるもので、コンピューターを利用するための窓口です。

シェルは文字情報のみでコンピュータとやり取りするCLI(Character USer Interface)またはCUI(Command Line Interface)です。

シェルは、コンピュータとやり取りを行うための環境の一種ですが、この呼び名はコンピュータ資源(機能)を球体に見立てると最も外側に位置する部分で、その内側にある資源(機能)と対話することにより操作と動作の結果を表示しま。

コマンドラインインターフェースは慣れないと非常に使いにくく、不便に感じる不便に感じることは多いです。通常の操作はグラフィックスやマウスを利用できるGUI(Graphical User Interface)のほうが便利に感じますが、GUIは大きな欠点もあります。

Windowsでは、シェルはコマンドプロンプトに相当します。
macOS XはUnixから派生した一種で、ターミナルアプリケーションでシェルを利用できます。

CLI の非常に強力な利点はスクリプト命令(プログラム)を使うことができ、あらかじめ用意しておいた処理一式を行なえることです。GUIでもApple Scriptのようにスクリプト命令を使うことはできますが、少なくとも個人的には使えるようになるまで、非常にわかりにくいと思います。

レンタルサーバーでCLIを使いたい場面の例をあげるなら、WordPressコアファイルのパーミッションを修正する場面です。

WordPressを構成する重要なファイルのパーミッションをいい加減に設定すると、悪意のあるクラッカーからの被害に遭う恐れが高まります。

WordPressを構成するディレクトリ(フォルダ)とファイルの数は非常に多く、たとえばFTPの画面で、GUIによる階層ごとに一括操作で指定してもなかなか面倒な作業です。

これが、CLIなら特定のディレクトリ以下のすべてのディレクトリのパーミッションを一つの命令で設定できます。ファイルも同様ですが、つまり二つの命令ですべて処理できます。最も安全と言われる設定は次のとおりです。

  ディレクトリ 705 rwx∙∙∙r∙x
  ファイル   604 rw∙∙∙∙rw∙

GUIではこうはいきません。ディレクトリとファイルすべて同じパーミッションならできますが、二つに分けられません。

レンタルサーバーのFTP/FTPS/SFTP機能 表[#21]

FTP(File Transfer Protocol)は2台のコンピュータ間でファイルを転送するときに使います。ここでは、サーバーコンピュータと個人のPCです。

FTP/FTPS/SFTPのように種類がありますが、SはSecure を表し暗号化通信を意味します。

ここにあげた表にはFTPの使えないものはありません。おそらくそのようなサーバーはないのではと思いますが、念のためにチェックしました。

FTPを使う場面-1

たとえば、WordPressのバックアップデータを転送する場合に使います。レンタルサーバーの安いプランには自動バックアップ機能(ディスクの契約領域全体)がないものもありますから、FTPは欠かせません。

FTPを使う場面-2

WordPressにプラグインを設置したところWordPressの管理画面が真っ白になった経験があります。この場合は、WordPressの管理画面は一切の操作ができないため、FTPソフトウェアで接続し問題のプラグインを削除するとWordPressの管理画面が復帰します。

FTPを使う場面-3

この他に、たとえばWordPressの管理画面を使わずにファイルを転送して設置する使い方もできます。

レンタルサーバーの自動バックアップ(全体)表[#18]

バックアップはもしものときの備えのために、サーバーで利用中のデータのコピーを自動で作成し保存するものです。

ここで言う「自動バックアップ(契約ディスク)」はサーバー側で用意する、自らが契約した使用するデータが含まれるディスクの領域全体をバックアップする機能です。たとえば契約中の領域が100GBあれば、このすべてです。

バックアップはもしもの時の保険のようなもので、何かの原因でホームページのデータなどが失われたときにバックアップデータから復元することができます。

自動バックアップ(契約ディスク)の機能は、安いレンタルサーバーのプランでは付かないことが多いです。

自動バックアップ(契約ディスク)の機能がない場合は、レンタルサーバーが備える管理パネル、ファイルマネージャーなどや、自分で用意したFTPソフトウェアなどの手段でダウンロードすれば、使用するディスク領域のバックアップデータを取得できます。

ただ、何らかの更新したデータが発生するたびに、その部分を手作業で取得する必要があるため面倒です。

この機能は、そんな面倒なことをしなくてもすみます。

レンタルサーバーのデータベース数 表[#16]

MySQL(マイエスキューエル)は、WordPress(ソフトウェア)を利用するときに使うデータベースソフトウェアのことです。

通常は、MySQLの数はホームページ(ブログ、webサイト)を作成するWordPressの数と同じ数だけ用意します。10個のホームページを作成する場合はMySQLも10個必要です。

MySQL数は、ホームページを1個のみしか作成しない場合は気にする必要はありません。

ただし、1個しか利用できない場合は、WordPressによるホームページは1つだけしか作れないということではないです。複数を作ることはできますが、それだけ負担がかかります。

どのレンタルサーバーがいいのか解説するサイトがたくさんありますが、なかには明らかに間違った情報を記載したところがあります。

「WordPressは1つのサイトにつき1つのDB(データベース)を使うため、MySQL数が1つでは複数のホームページを運営できない。」というのは正しくない情報です。MySQL数が1つでも複数のWordpressホームページを作ることができます。

WordPressのマルチサイト機能

この機能を利用すると、1つのMySQLと1つのWordPressで複数のホームページを作成できます。

ただ、この機能を使うのはあまり気が進まないと個人的には思います。

理由の一つ目は、複数あるどれか1つのホームページに不具合が発生すると、異常がない他のホームページにも影響を及ぼします。この理由だけでも、マルチサイト機能は使いたくないと感じます。

二つ目は、WordPressは利用できるプラグインの種類が豊富ですが、マルチサイト機能のWordPressの下では動作しないものがいくつもあります。

そのプラグインが無くてはならないものであればどうにもなりません。

無料版では使えなくても、有料版はマルチサイト機能の下で使えるものもなかにはあります。有料版の費用対効果を考えると疑問に感じることも多いです。

レンタルサーバーの月間転送量 表[#13]

レンタルサーバーの用語には転送量というものがあります。

「転送量って何?」という感じの人が多いのではと思いますが、携帯電話やスマートフォンの「通信量」と同じです。

サイトを閲覧するたびにサーバーから閲覧者のPCにデータを転送しますが、文字、画像、音声、動画などすべてのデータの総量がどれほどか、ということです。

表は月間の総量ですが、実際にはレンタルサーバー会社により1日あたりの総量を制限するところがあります。

多くの場合は、制限量を超えたらどうなるかを神経質に気にする必要はありません。ただ、なかには規定量を超えると閲覧できなくなる措置をとるところもあります。

具体的にどれくらいの量か?

たとえば、1000文字ある記事のページを表示すると、これだけで1KB(1000 Byte)です。もし画像が1枚あると、大きさにもよりますがたとえば30KBとします。画像は文字の情報に比べるといかに大きいかがわかります。動画はもっと増えます。

ここでは記事に書かれた文字だけに注目しましたが、実際にはHTML(Hyper Text Markup Language)タグというものがすべて付きます。HTMLだけで書かれたwebサイトはもちろん、WordPressでも他のCMSでも同じです。HTMLタグの目的は、一言で表現するとwebページを構成するためです。すべてのwebページは例外なくHTMLというwebブラウザ用の言語で書かれています。

WordPressで記事を書くときに、HTMLの存在を知らないかもしれませんが、WordPressの内部ではすべての記事をHTMLの書式に変換します。

HTMLタグの量がどれくらいかが関係しますが、元の記事の生の文章と同じ程度か、その数倍に増えることもあります。先ほどの例は、生の文章が1KBですので5倍で5KBです。

実はまだあります。

CSS(Cascading Style Sheet)は文字の大きさ、色、配置、背景色、段落書式(左右と上下のマージン、その他)などを行うための付随した情報です。たとえば段落タイトルの文字の大きさや配置を変えたり、色、長さと太さを指定したラインを引いたりできます。(今ご覧いただいているこのサイトではこれから設定します。)

この部分だけで、普通の長さの記事の数十倍、具体的には100KB近くまで膨らむこともあります。ただ、その全てを使う訳ではありませんが。仮に、ここでは全体の2割を使うと仮定すると20KBです。

これで、文字情報の部分を合計すると26KB程度まで膨らみ、画像の分を足して56KBです。

この記事を何人が閲覧するかで転送量を計算します。

100人 100 x 56KB= 5.6MB
1,000人 1,000 x 56KB= 56MB
10,000人 10,000 x 56KB= 560MB
100,000人 100,000 x 56KB= 5.6GB

ここまでは、あくまで机上の単純な計算です。

実際にどれくらい必要なのかが知りたいところかと思います。

個人の経験では、月間6000ページビューで約3.1GB(ギガバイト)で、これは管理人が所有するあるサイトの2019年10月下旬から30日間の生のデータです。1日あたりの平均は約103.6MBです。

先ほどの机上の計算例と比べると、1万人で560MBですが6000人では336MB=0.336GBですから、仮定した閲覧する量がまったく足りないことがわかります。10記事ならだいたい合う訳です。

ここで、問題はレンタルサーバーのプランで制限する転送量が現実に足りるかどうかです。

一覧表のプランで最も低い転送量は、月間で3GBです。先ほどの3.1GBと比較すると少し不足することがわかりますが、閲覧者がもっと増えるとたぶん足りません。

生データを提示したサーバーの転送量の限界は500GBです。(ちなみに、今ご覧になっているのは別のサーバーで無制限です。)

先ほど記したように、多くの場合は制限量を超えたらどうなるかを神経質に気にする必要はなく、すぐ閲覧できなくなるというものではありません。

これからレンタルサーバーをはじめて契約する場合は、転送量はあまり気にしなくても良いのではと思います。webサイトの人気が上がり、転送量が増えたらサイトを引っ越すことができます。

レンタルサーバーについて選び方を説明します。このサイトは広告を利用しております。