サーバーのディスクに保存するものは、自分で運営するホームページ(ブログ、webサイト)のデータ、メールのデータ、また自前のバックアップを設定する場合はそのデータ、他にもHTMLで作成するサイトのデータなどがあります。
ディスクには「ファイル」と呼ぶまとまりの形態でデータ(情報の小さな単位)を保存しますが、文字ファイル、画像ファイル、音声や動画ファイルの順に、より多くの量を消費します。
ディスク容量が多いほどたくさん保存できますが、それだけレンタルサーバーの料金も増加するのが普通です。
表をからわかりますが、ディスク容量の多いプランでも必ずしも料金が高くないものもあります。
サーバーのディスクの種類には3つあります。
・通常の HDD(ハードディスクドライブ, Hard Disk Drive)
普通のPCなどに付いているものと同じです。
記録する媒体の中身が円盤状であることからそう呼びます。
・SSD(ソリッドステートドライブ, Solid State Drive)
実体は半導体メモリで、動作速度が早いのが特徴ですが、高価です。
記録容量は少ない傾向にあります。
・フュージョンドライブ(Fusion Drive)
HDDとSSDを組み合わせたシステムで、両方のいいとこ取りの特徴があります。
処理速度について
処理速度はSSDが最速で、フュージョンドライブ、HDDの順です。
「処理速度は重要なのか?」という問題については、閲覧者の数と関係します。閲覧者が多いほど速度は重要ですが、あらゆるwebサイトの閲覧者数は多い訳ではないのでいつも重要ということではありません。
ディスクの容量について、公開するホームページ(ブログ、webサイト)の規模が大きなればなるほど記録する容量は増えます。同じように、複数のサイトを運営する場合は、その数が増えるほど大容量のディスクが必要です。
比較表にあるなかで具体例で示すと、Xrea は無料のレンタルサーバーですが、記録容量は 1GBで、いろいろ使い始めるとこの容量では不足します。その次に少ないのは、フレンドサーバーの2GB SSDがあります。はじめはこれでもいいかもしれませんが、そうたくさんは使えません。
ディスク容量について
ディスクに保存できる量は、ディスク容量以外にファイル上限数が関係します。
というのは、先にファイル上限数に達してしまい空き容量をまったく使えない状況が起こります。
「ファイルの上限数」の項目をご覧ください。