そもそも、レンタルサーバーとは

レンタルサーバーは、サーバーと呼ぶコンピューターの利用を貸し出すサービスのことです。

誤解のないようにあえて付け加えると「貸し出す」とは言っても、機械を手元に貸すのではなく、インターネット上で閲覧するためにコンピューターの資源を提供します。

ホームページ(ブログ、webサイト)を公開するためにはwebサーバーの機能は必須です。

初心者のうちは「webサーバーって?」という感じかと推測しますが、インターネット上でホームページを公開するためには無くてはならないものです。

webサーバーは閲覧する人が指定したページを表示するアプリケーションソフトウェアのことで、これを設置したコンピューターの意味もあります。レンタルサーバーが提供するものは、いっぺんに多くの人が閲覧しても耐えられるように性能を考慮してありますが、それでもピンからキリまであります。

個人用のPC(パーソナルコンピュータ)は、そのままではホームページをインターネット上で公開することができません。

実は、やろうと思えば、個人のPCにwebサーバーのアプリケーションを設置してインターネット上で公開することもできますが、手間がかかります。しかも24時間の連続運転は当たり前で、電気代はかかる上に不具合や故障も考えないといけません。

閲覧者が少ない内は大丈夫ですが、非常に増えると表示が遅いなどの不具合が出そうです。公開したサイトの人気が上がり、非常に増える場合は問題があり、使用に耐えない状況になることが予想されます。

そこで、レンタルサーバーを利用すると料金はかかりますが手軽です。安いものは月額500円に満たない料金で借りられます。

無料のものもありますが機能や容量などが限られます。たとえばエックスサーバーでも無料のプランを利用できますが、最近は当たり前でほとんど必須の暗号化通信機能 SSL を利用できません。

無料のレンタルサーバーは料金を徴収しないため、有料サービスのような保証が何もないことから、運営をいつ止められても何も文句は言えません。明日、いきなり止まることはないかもしれませんが、先の保証は何もありません。

レンタルサーバーを提供する会社はいくつもあり、料金プランは安いものから高いものまでたくさんあります。料金の違いで利用できる機能も変化します。そのなかから、最適と考えられるものを選ぶ必要があります。